鹿角霊芝のご紹介
鹿角霊芝と通常の霊芝の違い
霊芝は他のキノコと同様、子孫を残すために生育の初期段階から先端の部分が傘を広げて胞子を放出します。ところが、この胞子の拡散を抑えた栽培法からうまれたのが鹿角霊芝なのです。つまり、傘が開いて胞子を飛ばした後では、栄養分が少なくなってしまうため、その前の最も生命力の漲っている状態を、特殊な環境で成育することで維持させたということです。これによって、成分の濃い鹿角霊芝が誕生したのです。
鹿角霊芝の成分
鹿角霊芝にはアガリクスやマイタケ、メシマコブをはるかに上回るβ-グルカンが含まれています。その含有量は平均40〜50%に達し、アガリクスの3倍以上。
β-グルカンだけが有効成分として特定されているわけではありません。鹿角霊芝は、他のキノコにはない特有の苦味があり、それがテルペノイドという成分です。鹿角霊芝には、四五種のテルペノイドが含まれていて、それと他の成分の相乗効果で力を発揮しているのです。これだけ他のキノコとはっきりとした差がある以上、鹿角霊芝に含まれる有効成分は他のキノコに比べて豊富であると考えられます。
鹿角霊芝を煎じして飲むのがおすすめ
鹿角霊芝の煎じ方法
鹿角霊芝はかたくてそのまま食べることができないので、昔から煎じて飲む方法がとられています。姿のままの霊芝を薄く削って、また細かく刻んだものを利用します。
一日分は鹿角霊芝のカット品三〜五グラムが適当、より効果を高めたい時には一〇グラムほど用いでもよいでしょう。
鹿角霊芝を適当量とって、それに水を一日三回分ならコップ二本分の量をなべに入れ、沸騰するまでは強火で煎じ、煮立ち始めたら、トロ火にして、その後三十分ほど煎じてください。その程度で霊芝中の成分はすっかり溶出してきます。煎じ終わったら、ただちに鹿角霊芝のカスを取り除き、煎じ汁だけにして、温い間に飲んでください。
鹿角霊芝は飲むたびに一回一回煎じて、煎じ汁を全部いっきに飲むのが、理想的ですが、一日分煎じた場合は、二回か三回に分け、その一回分はただちに飲み、残りは別のコップに入れ、口にアルミホイルをかぶせ、冷蔵庫に入れて、飲むときにもう一度温めてください。鹿角霊芝の煎じ汁は、たいへん苦味の強いものですので、飲むときに砂糖を入れてもいいでしょう。
二三日分を一遍に煎じしても問題はありませんが、なるべく蓋のある容器を使って冷蔵庫に保管し、飲むたびに温めてからお飲みください。
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