霊芝の効能及び飲み方法

近年来、霊芝に関する研究が盛んに行われ、日本でも1997年11月に、「日本霊芝国際学会」が開催され、8ヵ国の霊芝の研究者が東京に集まり、霊芝に関する研究発表を行いました。

霍山産の赤霊芝

霊芝は滅多にお目にかかれない”貴重品”

霊芝のがん治療中国では昔から霊芝は貴重なものとして珍重されてきました。秦の始皇帝が神仙術者である徐福に命じて仙人になるための仙薬を探し求めさせたことはたいへん有名な話で、日本にも数千人の探険家を送っていたと言われています。その求めた仙薬の一つに霊芝も含まれていたそうです。
霊芝が中国の医学薬学の学術専門書に始めて取り上げられたのは、中国でも最古の薬物書といわれる『神農本草経』です。本の中に三百六十五品目の生薬を収納され、それを上品、中品、下品の三種類に大別し、その上品の中に霊芝があげられています。

広がる「霊芝」の輪

しかし、霊芝の種類や品質により臨床治療結果が違い、その薬理研究或いはその他の研究の結果にも影響が現れてきました。そこで、品質の定まった霊芝を生産化するために、中国科学院北京植物研究所を始め、広東微生物研究所、武漢医科大学、四川抗菌素工業研究所などの研究機構によって栽培化研究が行われ、霊芝の優秀菌の大量人工栽培が可能になったのです。

霊芝の成分と効能

霊芝の効能霊芝の主な成分にはボルバトキシン、糖タンパク、ヌクレオチド(硫黄含有)、ガノデランBなどがあります。最近の霊芝に関する研究発表では、β-D-グルカンを含有することも証明されています。

また、詳しい用法・用量の説明についても、医薬品であるかの誤解を与えるということで、禁じられております。私どもは法律を守り、効能・効果に関わる記述は自粛いたしております。

霍山産の赤霊芝

赤色の霊芝霊芝の産地は、河南省の霍山の他に、山東省、四川省があり、どの場所でも大量栽培されていますが、霊芝の成長にとって最適な環境は高山乾燥気候で、昔から有名なのは河南霍山産の赤霊芝です。中国科学院北京植物研究所に指定された霊芝の栽培基地でもあり、栽培技術の発展状況や、栽培管理、品質検測条件なども整っており、中国国内でも霍山産の赤霊芝は特に消費者に求められています。
当社はその霍山産の赤霊芝だけを輸入しております。その他の産地の赤霊芝は入手しやすいのですが、品質を保証するため、いっさい取り扱っておりません。
今年から、野生の赤霊芝も扱うようになりました。価格は少し高めですが、貴重なものです。

霊芝の飲み方

霊芝は一日分は霊芝のカット品三〜五グラムが適当、より治療効果を高めたい時には一〇グラムほど用いでもよいでしょう。
霊芝を適当量とって、それに水を一日三回分ならコップ二本分の量をなべに入れ、沸騰するまでは強火で煎じ、煮立ち始めたら、トロ火にして、その後三十分ほど煎じてください。その程度で霊芝中の成分はすっかり溶出してきます。煎じ終わったら、ただちに霊芝のカスを取り除き、煎じ汁だけにして、温い間に飲んでください。霊芝は飲むたびに一回一回煎じて、煎じ汁を全部いっきに飲むのが、理想的ですが、一日分煎じた場合は、二回か三回に分け、その一回分はただちに飲み、残りは別のコップに入れ、口にアルミホイルをかぶせ、冷蔵庫に入れて、飲むときにもう一度温めてください。霊芝の煎じ汁は、たいへん苦味の強いものなので、飲むときに砂糖を入れてもいいでしょう。